家族支援@学校
ー保護者対応から、保護者理解・保護者支援へー

このサイトについて

サイト訪問ありがとうございます!

こちらは、学校の先生方向けに、家族支援に基づいた子ども支援や保護者との関わり方について解説するサイトです。

どの子も、子ども食堂に行かないことはあっても、学校には行きます(不登校でも学校の一員です)。
どの保護者も、福祉とは繋がっていなくても、学校とは繋がっています

学校は本来学習の場ですが、地域の学童期の子を持つ家族をほぼ把握しているという意味では、とてつもない家族支援リソース(資源、あるもの、使えるもの)。子どもにまつわる悲しい出来事の種を見つけ、そしてそれを防ぐことのできる、格好の場所なんです。

このサイトに「-保護者対応から、保護者理解・保護者支援へー」と副題を付けた所以はここにあります。
もちろん、教師の本分は、学習、生活両面の児童・生徒指導であって、家族支援ではありません。でも、目の前に困っている子どもがいたら、ほっとけないのも教師の性(さが)。子どもを支援しようと思えば、その背後の環境ーつまり保護者の支援もするしかないのです。
拙著でも書いた通り、残念ながら、日本の公的家族支援は、まだまだ貧しいです。
当面は、好むと好まざるとにかかわらず、教師をはじめとする、子どもの周りにいる人々が(できれば子どもの周りにいない人も)、家族支援を”手弁当”で担わなくてはならないのが現実、と私は考えています。

深刻なケースの福祉的対応の知識だけでなく、支援機関との連携方法や、保護者とのコミュニケーション基礎なども網羅して、学校における家族支援ハンドブック的サイトを目指します。

このサイトは林真未のプロボノワーク(専門性を活かしたボランティア)です。
有料講座の提供等、料金がかかるシステムは一切ありません。
記事を読んでいただけたら嬉しいだけ。無言シェアも歓迎です。

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mami
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私の教室の日々の様子も合わせて報告しちゃいますー(カテゴリ/マミ先生の教室)

姉妹サイト

(支援者向け)家族支援と子育て支援
(一般向け) 幸せな子育てのヒント 

家族支援、と言うと、日本では今のところ、主に、ひきこもり、発達障害(神経発達症群)、精神障害など、なにかしらの困り感を持つ当事者の家族の支援と言う狭い意味で使われています。
しかし、英語のfamily supportsの翻訳語としての"家族支援"は、狭い範囲にとどまりません。
本来、家族支援はオーダーメード。すべての家族に、家族支援は必要です。
このサイトでは、特別な事情のあるなしに関わらず、90年代に外国で成立した「家族支援学(family supports theory and practice)」をベースにした、"家族を応援するアクション"すべてを家族支援と呼んでいます。

サイト協力

イラスト/バナー   有田りりこ
写真         kkas_99、林咲耶、ほか
構成         西浦孝次
制作・管理      猪窪俊宏(〜Feb/2020)
管理         SITY (Mar/2020〜、pro bono publico) 
サポート       白木賀南子
           Seita Kuroda